【MicrosoftAzure】Windows仮想マシンに空のディスクを追加する。
MicrosoftAzureのギャラリーで提供されているWindowsを 展開後、OS上では下記の通りのドライブ構成となっている。
* Cドライブ:BLOBに作成され、通常のディスク装置として扱うことが可能。
* Dドライブ:Cドライブより高速だが、内容の永続性は保証されない。(主にページングファイル)
Cドライブにデータを保存することは可能なものの、保守性などの観点から好ましくないため、 ここでは、仮想マシンにPowershellから空のデータディスクを新たに追加してみる。
参考書籍
以下書籍を参考にしている。
- 作者: シェリフ・タラート,桑戸野雲,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/10/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築
- 作者: 横山哲也
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: 単行本
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仮想マシンにPowershellから空のデータディスクを追加してみる。
以下のとおり、Powershellから空のデータディスクをしてみる。
#リソースグループ $rg = "AW-RG" #地域 $location = "japanwest" # ストレージ $storageAccountName = "simalabmstorageacct" # 仮想マシンの構成情報 $vmName = "SQL01" ##VMに空のデータディスクを接続する。 #ターゲットVM構成からVMオブジェクトを作成する。 $vm = Get-AzureRmVM -ResourceGroupName $rg -Name $vmName #Azureデータディスクを追加する。 $diskLocation = "https://$storageAccountName.blob.core.windows.net/vhds/$vmName-datadisk1.vhd" Add-AzureRmVMDataDisk -VM $vm -Name $vmName-datadisk1 ` -VhdUri $diskLocation -LUN 2 -Caching ReadWrite -DiskSizeInGB 1 -CreateOption Empty #VMを更新する Update-AzureRmVM -ResourceGroupName $rg -VM $vm
Add-AzureRmVMDataDiskコマンドの主なパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
VM | データディスクを追加するVMオブジェクト |
Name | データディスク名 |
Lun | VM内でのデータディスクのLUN(論理ユニット番号)※0~15の値 |
VhdUri | データディスクに格納するAzureストレージアカウントのBLOBの位置 |
CreateOption | 作成オプション。Empty(空ディスク)、Attach(既存ディスク)、FromImage(イメージから)のどれかを指定する。 |
実行後、Azureポータルから、ディスクが追加(ここでは「SQL01-datadisk1」) されている。
仮想マシン上でも、[ディスクの管理]に遷移すると、 追加したディスクを認識する。
ディスク2として、追加したディスク1GBを認識する。 後は、ボリュームの作成やフォーマットを行う。