CentOS7.3にemacsをインストールする。
Redmine3.3をDocker上の環境に整備する機会があったので、その備忘録。 今回は、REST APIを操作するpython_redmineを利用するための環境設定の続きで、 コーディングする際のエディタである「emacs-24」をインストールする
なお、「emacs-24」のソースコードが「emacs-24.4.tar.gz」あらかじめ、 ダウンロードされているものとして、以降を記載する。
目次
- 目次
- OS環境情報
- gccコンパイラのインストールする
- コンパイル時「`tputs' was not found in any library.というエラーが出た」ので、その対処
- emacsのコンパイル&インストール
- emacsの初期設定(init.el)
- pythonモード時ののタブ幅
- emacs起動
- Pythonソースコードのインデントを深くor浅くする技
OS環境情報
- 作業開始時点の環境は、下記のOSを最小インストールした状態から開始
[root@docker ~]# cat /etc/redhat-release CentOS Linux release 7.3.1611 (Core) [root@docker ~]#
gccコンパイラのインストールする
[root@docker emacs-24.4]# yum install gcc
コンパイル時「`tputs' was not found in any library.というエラーが出た」ので、その対処
後述のemacsコンパイル時、
tputs' was not found in any library.と「
tputs' was not found in any library.というエラーが出た」ので、その対処をあらかじめしておく。
[root@docker ~]#wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/ncurses/ncurses-5.9.tar.gz [root@docker ~]#tar -zxvf ncurses-5.9.tar.gz [root@docker ~]#cd ncurses-5.9 [root@docker ~]#./configure [root@docker ~]#make [root@docker ~]#make install
必須ではないと思うが、「Development Tools」のyumパッケージをインストールしておく
[root@docker emacs-24.4]# yum groupinstall -y "Development Tools"
emacsのコンパイル&インストール
今回は、OS自体、X-Windowsがインストールされていないテキストモード環境のため、「 --without-x」でインストールする
[root@docker src]# tar zxvf emacs-24.4.tar.gz [root@docker emacs-24.4]# ./configure --without-x [root@docker emacs-24.4]# make [root@docker emacs-24.4]# make install
emacsの初期設定(init.el)
emacsの設定は、下記書籍を参考にした設定(init.el)をずっと、利用してきたのでその設定を移行する。
[改訂新版]Emacs実践入門―思考を直感的にコード化し、開発を加速する (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 大竹智也
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/09/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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pythonモード時ののタブ幅
上記の書籍以外の設定としては、 pythonモードのタブ幅を設定しておく。
;;python-mode(タブ幅4) (add-hook 'python-mode-hook '(lambda() (setq indent-tabs-mode t) (setq indent-level 4) (setq python-indent 4) (setq tab-width 4)))
emacs起動
Pythonソースコードのインデントを深くor浅くする技
地味に、よく使う技。備忘録
EmacsでPythonソースコードのインデントを深くor浅くする技 | 三鷹台でひきこもるプログラマの日記
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