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記憶力の低下が気になるアラフォー男の備忘録

docker上でOSSのeラーニング「 Moodle 」を動かす

引き続き、dockerに関する備忘録。

現在所属する会社では、セキュリティ技術に関する人材育成やスキルアップに関する 施策が議論されており、それらの解決施策として、eラーニングシステムが 利用できないかと思慮。システム部門以外の業務部門にはすでに有償の eラーニングシステムを導入しているものの、無償で気軽に使える eラーニングシステムがdockderで簡単に構築できないかものかと考え試してみた際の備忘録。

調べた限り、eラーニングシステムとしては、以下のものがdockerでイメージとして 提供されており、

[iroha Board] https://irohaboard.irohasoft.jp/intro/

[Campus] http://www.campus-elearning.info/

[iroha Board]がUI的に好みだったものの、ここでは、 老舗の「Moodle」をdocker上で動かしてみることに。

目次

参照URL

手順においては、下記のURLの通り。 https://hub.docker.com/r/jauer/moodle/

手順のイメージは

  • MySQLのDB用コンテナを起動する。
  • その後、Moodleのコンテナを起動する。

docker imageの取得

MySQLのdockerイメージを取得する。

[root@docker ~]# docker pull jauer/moodle

MySQLのコンテナ起動

以下の通り、「MYSQL_DATABASE」「MYSQL_USER」 「MYSQL_PASSWORD」を指定したうえで起動する。

[root@docker ~]# docker run -d --name DB -p 3306:3306 -e MYSQL_DATABASE=moodle -e MYSQL_USER=moodle -e MYSQL_PASSWORD=moodle centurylink/mysql

Moodleのコンテナ起動

以下の通り、CMDBuildのコンテナを起動する。

[root@docker ~]# docker run -d -P --name moodle --link DB:DB -e MOODLE_URL=http://192.168.3.72:8080 -p 8080:80 jauer/moodle

Moodleの管理画面からの設定

Moodleの管理画面にアクセスする。

http://dockerホストのIP:8080/

インストールの設定画面が表示されたら、[Continue]

さらに、[Continue]

設定の確認が行われ、しばらくすると確認が終了し、[Continue]

管理者用のユーザー(ここではadmin)を作成し、

[Update profile]を押下

サイト名を適当につけ、(ここではMy Education)

タイムゾーンを[Asia/Tokyo]に設定し、[Save changes]

続いて言語選択するため、[Site administration]-[Language]-[Language pack] を選択し、[日本語]を選択し、[Install selected ~]を押下。

左側に、[日本語]が表示されたことを確認

[Site administration]-[Language]-[Language setting]で [Default language]で[日本語]を選択し、

[Save changes]

ログイン画面に遷移するので、

ログインできることを確認する。

雑感

Moodleについても、残念ながら、使い方がわからないため、 下記の書籍なんかで紹介されているようなので、これから、いろいろ調べていくつもり。

ただし、いちから構築する労力に比べると、 やはり、dockerでは、サクッと構築できてしまうため、 dockerでの構築の容易さを改めて実感した次第。